今更ですが、京都検定2級の感想でも・・・
先日(12/13)に京都検定の2級を受けてきました。
京都新聞のホームページに問題と解答が出たらブログに書こうと思っていましたが、
ついに出てきました。
京都検定を受けたのは、今回が3回目。
1回目は数年前に3級を受け、問題との相性がよく合格できました。
2回目は昨年受けた2級。
微妙な手応えで「どうかなあ・・・」という感じで、
結果はなんと1点足りず不合格。
今年はリベンジの2級受験でした。
とはいえ、
この1年リベンジに燃えてめっちゃ勉強したというわけでもなく、
昨年と同様、ギリギリになってようやく過去問を解き始めたという体たらくでした。
1回目は立命館大学、2回目は同志社大学が受験会場だったのですが、
今回は国際会館の広いホールという全く雰囲気の違う会場。
コロナ禍の中で、これぞソーシャルディスタンス仕様というような
広々とした開放感のある試験場でした。
そんな中で迎えた今年の京都検定。
1週間経ってしまったので、少し記憶が曖昧になっているところがありますが、
大問ごとに振り返りをしてみたいと思います。
[第1問 歴史・史跡]
平安京の地相や町の構造の問題は、毎年のように出題されるので簡単でしたが、
(3)の京都アスニーの問題で手が止まりました。
「でも、高床式倉庫ということは米だよなぁ」
ということで、それに関わる造酒司を選んだところ、これが正解だったよう。
知識はありませんでしたが、力で押し切りましたね、これは。
一方で間違えてしまったのが(4)
テキストにも出てくる基本知識だったはずなのですが、
完全にド忘れしてしまいました。
篝屋を忘れることは二度とないでしょう(笑)
全体的に大問1はテキストに出てくる知識が多く、
得点の取りやすいところであったのではないかと思います。
[第2問 神社・寺院]
神社巡りが趣味の一つである私にとっては、
神社の問題はある程度自信があるのですが、
寺院の方は本当に苦手。
お寺巡りもとても好きなのですが、
神社ほどスッと頭に入ってきてくれないところがあって・・・
昨年も行ってことがあるはずのお寺の問題で平気で間違えましたし(^_^;)
そして今回もその傾向が思いっきり出てしまい、
前半の神社の問題は全部正解できたのですが、
後半のお寺の問題がボロボロ。
来年こそはお寺をしっかり勉強しなきゃなと改めて反省した第2問となりました。
[第3問 建築・庭園・美術]
このテーマは過去問をやっていても毎回苦戦するところなのですが、
なんとか3問ミスで踏ん張りました。
(23)は直前にテキストで見ていたところが出てきたので、
「キター!!」と大興奮。
(28)からの3問も間近にテキストや過去問で見ていたところだったので、
ここに関しては、本当に今回は幸運に恵まれたなと感じます。
[第4問 芸術・文化]
第3問のテーマと同様、このテーマも苦手な範囲。
ここは結構外してしまいました。
大問始まってすぐの(31)で、いきなり出鼻を挫かれ(黒川道祐って誰??)
(33)の高遊外についての問題は、直前に高遊外と煎茶という組み合わせは頭に入れたのに、
東山に設けた茶亭を聞かれて、「そこを問うのか〜(>_<)」と悔しかったです。
また、(36)や(39)に関しては、京都の人間であるのにもかかわらず、
能や舞踊についての知識をほぼ持ち合わせていないので、
見事に撃沈しました。
いい加減良い歳にもなってきましたので、
高尚な日本の芸術にもっと触れていかなけれればなりませんね。
[第5問 祭りと行事]
今回一番悔しかった大問がここでした。
過去問では結構取れていることが多く、
昨年もこのテーマは正答率が良かったのです。
ところが、今回は思ったよりも跳ねず。
特に悔しかったのが(43)と(49)
京都人としては絶対に外せない問題だったはずなのですが、
どちらも見事にド忘れしてしまいました。
また、(50)もつい最近とある書籍で見ていたはずなのに、
矢田寺を選ぶことができませんでした。
とある書籍とは、ついこの前購入した「京都手帳」
帰りに速攻で手帳を開いたら矢田寺と書いてあるのを目にし、
「うわ〜(>_<)」となっていました(笑)
一つの大問にするには、テーマ詰め込みすぎちゃうかと思ってしまいますが、
ここは点を稼がせてもらいました。
ただ、(53)で祝を選べなかったのが悔しかった。
最初は祝だと思ったのですが、
ウの山田錦を見たときに、なぜかこの選択肢に惹かれてしまい、
迷った挙句にウにしてしまいました。
某酒造で働く友人に今度会ったら怒られてしまいそう(笑)
[第7問 地名・自然・観光・時事]
前半は京都に住んでいれば触れられる知識が多かったので、解きやすかったのですが、
後半の時事問題に結構苦戦してしまいました。
まず(67)の妖怪アマビエの問題。
アマビエの刷物はもちろん何度となく目にしましたが、
京大附属図書館の所蔵物であるとは知りませんでした。
あとは、(69)の北野御霊会の問題。
新聞でチラッと記事は見た記憶があったのですが、
延暦寺か東寺かで凄く迷ってしまいました。
結局東寺を選んで不正解。
このあたりはしっかりチェックしておかないとダメですねやっぱり。
逆に(70)は、大して知りませんでしたが、
昨今のブームに乗っかって渋沢栄一を選んだら正解。
こちらはラッキーでした。
[第8問 京都のスポーツ文化(公開テーマ問題)]
今回の公開テーマ問題は京都のスポーツ文化でした。
でも、このテーマ難しくないですか?
スポーツと結び付けばなんでも出題できてしまうし・・・
一応京都に競技場やチームがあるサッカー、バスケ、陸上長距離あたりは狙われるかなと思い軽くチェックはしましたが、正直何が出るのか全然検討がつきませんでした。
そんな中でしたが、思っていたよりは易しめの出題で安心しました。
(72)や(73)は例年の一般的な出題でも見られそうな問題でありましたし、
それ以外もあまり深いところまで突っ込んだ出題は少なかった印象を受けます。
唯一(77)は全く知りませんでした。
かつて野球部に所属していた野球少年であったのにも関わらず(笑)
[第9問 御霊信仰]
こういう切り口の出題は良いですね。
いかにも京都という感じがします。
(82)から(84)の出題を見たときは嬉しかったですね。
また、長岡京市民としては、
(88)と(89)の出題も見逃せないところ。
ちなみに(89)の乙訓寺は母校の中学校のすぐ目の前。
地元民の間では、「出る」と評判の(?)場所です。
[第10問 京都の繊維産業]
繊維産業に関わる出題もよく見ますよね。
でも、個人的にはこのテーマは苦手なんです。
普段安物の衣服しか使ってないですから(^_^;)
(97)とか(98)とか、なんか聞き覚えのあるものみたいな感じで選んでました。
最後の10問だったので、「なんとか踏ん張ってくれ〜」と、
半ば祈るような気持ちでマークしていましたね。
ここも、京都に住む者であれば、きっちり勉強していかなければなりません。
各大問ごとにザッと振り返りましたが、
一応自己採点では合格点を上回っていました。
ただ、昔々とあるマーク式のテストで盛大にマークずれをやらかした前科犯ですので、
結果がちゃんと届くまでは安心できません(^_^;)
1月下旬まで緊張の時間が続くことになりそうです。
果たして、無事2級をとり、来年1級への挑戦権を得ることができるのでしょうか。
今回はここまで。
ではでは。